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BABYMETAL『METAL FORTH』Billboard 200 第9位獲得——日本人バンド初の全米Top 10入りと2026年北米・欧州ツアー継続展開

  • 5月17日
  • 読了時間: 3分

BABYMETALが2025年8月8日にリリースした5thスタジオアルバム『METAL FORTH』が全米Billboard 200チャートで初登場第9位を記録した。日本人バンドとしては全曲日本語/英語混合の作品で全米Top 10入りを果たした初の事例となり、邦楽メタル/ロック領域の海外到達点を象徴する案件となった。同アルバムを引っ提げた2026年のワールドツアーも北米・欧州・アジア圏で継続展開中で、世界規模のロック市場で日本人アクトの位置付けを大きく押し上げている。

『METAL FORTH』は全10曲中7曲が海外アーティストとのコラボレーションで構成されており、Bring Me The HorizonのJordan Fishによるトラック共作・プロデュース、ドイツのElectric Callboyとの「RATATATA」、Tom Morelloとの共演など、グローバル・メタルシーン中核ミュージシャンとの共同制作が大胆に組み込まれている。アルバムは2025年8月23日週のBillboard 200で36,000ユニット相当の販売実績で第9位入りし、日本人バンド初の偉業として記録された。

業界文脈として、海外コラボを多数収録した「ハイブリッド・ロック・アルバム」を全米メジャー流通で展開しチャート上位を獲得した事例は、邦楽アーティストの海外進出戦略における重要な参照例となる。従来の海外ツアー単発型アプローチではなく、海外現地アーティストとの楽曲共作を組織化し、Billboard 200という海外主要チャート枠で評価を取りに行く構造設計が功を奏した格好だ。WMG系の海外配給網との連携、現地プロモーション体制の整備、海外ツアー実装と楽曲リリースを一体化したマーケティング設計が全体の達成を支えた。

2026年のライブ・ロードマップとして、BABYMETALは『WORLD TOUR 2025-2026 IN AUSTRALIA』(2026年3月パース/ブリスベン他)、『IN ASIA』(香港/台北/クアラルンプール/マニラ)を経て、2026年は北米・ラテンアメリカ・欧州各国(オーストリア/ドイツ/トルコ等)へ展開中だ。北米ツアーではHalestorm・Violent Viraらをサポートに迎え、『METAL FORTH』拡張版(Jordan Fish参加)のリリースとも連動する。海外フェス・スタンドアロン公演を組み合わせた継続展開で、現地ファンベースのさらなる拡張を狙う設計となっている。

近作も併せて: 「KARATE」

BABYMETALの代表曲「KARATE」(2016年・2ndアルバム『METAL RESISTANCE』収録)は公開以来YouTubeで7,700万回超の再生回数を獲得し、海外ファン層拡張の原点となった楽曲だ。nu metal/metalcoreの要素にdjent的リフとJ-POPメロディを融合させた構造で、現在の『METAL FORTH』海外コラボ路線に至るBABYMETAL流ハイブリッド・サウンドの起点を示す。本作以降一貫してメタル領域の海外コア層への発信を継続し、2025-2026年の全米Top 10/世界ツアー継続展開の地盤を作った。

ZEN編集部視点として、BABYMETALの全米Top 10入りは「海外コラボ多数収録のハイブリッド・アルバム」+「海外メジャー流通」+「現地ツアー実装」の三軸が一体化した成果と整理できる。10年単位の海外展開実装の積み重ねが、ロック・メタル領域における日本人アクトの位置付けを確実に押し上げた格好だ。ジャンル特性は異なるものの、海外コラボ・現地流通・ツアー実装の三軸を一体化する設計思想は、独立系アーティストの海外展開戦略にも一定の示唆を与える。

出典: BABYMETAL Official Website (babymetal.com) / Universal Music Japan / Loudersound / Billboard 200 / Wikipedia (METAL FORTH)

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