国内音楽市場、2026年第1四半期は992億円で前年比106%——音楽配信は464億円・前年比114%、ストリーミングが配信売上の93%を占める構造に
- 6月11日
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日本レコード協会(RIAJ)は6月2日、2026年第1四半期(1月〜3月)の国内音楽市場の売上推計を公表した。音楽ソフトと音楽配信を合わせた売上は前年同期比106%の992億円。なかでも音楽配信は同114%の464億円と高い伸びを示し、市場の成長ドライバーであることが改めて確認された。
配信売上の内訳では、ストリーミングが434億円と配信全体の93%を占める。ダウンロード販売の縮小傾向が続く一方、サブスクリプションの課金者拡大と単価の安定が、四半期ベースでの2桁成長を支えている構図だ。
業界文脈としては、2025年通年の国内レコード市場(音楽ソフト+配信)が3,988億円と推計されたのに続く堅調なスタートとなる。フィジカル市場が特典・コレクション需要で底堅さを保ちながら、配信が全体を押し上げる「二層構造」は2026年も継続する見込みだ。
制作・流通実務への意味としては、ストリーミングが配信の9割超を占める以上、リリース戦略はプレイリスト掲載・長期聴取・カタログ価値の最大化を前提に組む必要がある。シングル単位の継続的なリリースと、過去作への導線設計の重要性は一段と高まっている。
また、四半期データを継続的に追うことで、ジャンルや施策ごとの効果検証がしやすくなっている点も見逃せない。レーベル・ディストリビューター・アーティスト本人のいずれにとっても、公的統計を自らの数値計画の物差しとして使う習慣が問われるフェーズと言える。
ZEN編集部視点では、市場全体の成長が続く今こそ、インディペンデントのクリエイターが配信市場に参入する好機と捉えている。ZEN CREATIVE LABでも、配信を起点とした楽曲リリースの実務サポートを通じて、この成長市場への接続を支援していく。
出典: 日本レコード協会 プレスリリース (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000665.000010908.html) / RIAJ 音楽配信売上実績 (https://www.riaj.or.jp/data/online/)



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