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SIRUP、新曲「Not AI」を5月13日配信——国際工科専門職大学CMソングがAI時代の人間アーティスト宣言として機能

  • 6 日前
  • 読了時間: 2分

SIRUPが、新曲「Not AI」を5月13日(水)に配信リリースする。国際工科専門職大学の新TVCMソングに起用された同曲は、AI時代に直面する人間のリアルな感情を、SIRUP特有のポップ・センスとグルーヴで表現した楽曲だ。プロダクション・チームにはALYSA、A.G.O、Jacob Aaron、JYONGRIなど国内外のプロデューサー陣が参加している。

「Not AI」のタイトルは、生成AIによる音楽・映像制作が常態化する2026年の市場環境への、人間アーティストからの応答として位置付けられる。CM起用主の国際工科専門職大学が『工科系教育』を主要テーマに据える教育機関であることを踏まえれば、楽曲側が技術と人間性の境界を音楽で問い直す配置になっている。

SIRUPは過去にYears & YearsやJamesonとの国際コラボを実現してきたシンガー・ソングライターで、2025年以降は配信プラットフォーム横断のリスニングパーティー(STATIONHEAD等)を活用したファンエンゲージメント施策にも積極的に取り組んでいる。今回も5月のCM放映と楽曲配信のタイミングに合わせて、リスニングパーティーが組まれることが事前に発表されている。

AI時代における人間アーティストの楽曲制作戦略として、(1)プロデューサー陣の国際化、(2)テーマ性での明確な差別化、(3)配信前後のオーディエンス参加型施策、の三層を組み合わせる手法が標準化されつつある。「Not AI」はその実装例として参考価値が高い。

配信タイミング設計も丁寧だ。CMオンエア前の話題醸成、配信日当日のSpotify/Apple Musicでの集中投入、リスニングパーティーでのリアルタイム反応収集、SNSでのリリース後二次波形成、という四段階のキャンペーン設計は、独立クリエイターが2026年に習得すべきリリース・プレイブックの基準形になりつつある。

近作も併せて: 「Your Love」

SIRUPがEP『CIY』(2020年3月)から先行公開した「Your Love」のミュージック・ビデオは、フル編成のサポート・バンドとともに豪奢な広場で演奏する画作りで、YouTube Premiumの日本展開Web CM『電車で音楽篇』にも起用された。SIRUPのアーバンR&B/AOR路線の代表的MVとして、現在の海外進出基盤を作る上で重要な位置を占めた一本だ。

ZEN編集部視点: 独立クリエイターにとってAIとの距離の取り方は、もはや個別の判断ではなく『姿勢の表明』として求められる段階に来ている。「Not AI」のような明示的なテーマ宣言型楽曲は、ブランド・ストーリーの設計上、有効な選択肢になり得る。CREATIVE LAB配下のアーティストも、AI時代の人間性をどう打ち出すかを、楽曲リリース設計段階から組み込むことが求められる。

出典: 音楽ナタリー / Skream! / Spincoaster / SIRUP Official Site

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