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アナログレコード市場が復権——国内フィジカルの底堅さと世界的なV字回復をZEN編集部が整理

  • 6月18日
  • 読了時間: 2分

アナログレコードの市場が、世界的に存在感を高めている。国内では2024年の生産量が前年から伸び、世界市場でもフィジカルの売上が回復に転じた。配信が主流となるなかでのフィジカル回帰の動きを、ZEN編集部が整理する。

国内のアナログディスク生産量は2024年に前年比17%増の約314万9000枚、生産額は約26%増の78億円台に達し、70億円を超えたのは1989年以来の水準となった。世界でもフィジカル売上は8%増へと回復し、なかでもアナログレコードの伸びが目立っている。

日本は世界有数のフィジカル市場であり、その底堅さが世界全体のフィジカル回復を下支えする要因の一つに挙げられている。2025年の国内音楽市場ではフィジカルが2507億円規模、構成比は約39%を占め、配信と並ぶ柱として機能している。

アナログ復権の背景には、アーティストが新譜をレコードで発売する動きや、過去の名盤の再発、大判ジャケットの所有価値、比較的手頃なプレーヤーの普及などが複合的に作用している。制作実務では、配信と並行したフィジカル企画が、ファンとの接点や収益構造の多様化につながる。

フィジカルは単なる懐古ではなく、限定盤やコレクション需要を通じた収益源として再評価されている。配信が露出を担い、フィジカルが所有体験と収益を担う役割分担が、徐々に定着しつつある。

ZEN編集部としては、配信とフィジカルを対立軸ではなく補完関係として捉える視点に注目したい。ZEN CREATIVE LAB に集うクリエイターにとって、リリース設計にフィジカルをどう組み込むかは、収益とファン体験の両面で検討に値する。

出典: 日本レコード協会(RIAJ)、IFPI、nippon.com ほか。

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