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国内ライブ・エンタメ市場が過去最高を更新——音楽分野は5,299億円、回復から成長局面へ

  • 6月16日
  • 読了時間: 2分

ぴあ総研の発表によると、国内のライブ・エンタテインメント(音楽・ステージ)市場は確定値で過去最高を更新した。音楽分野は5,299億円と二桁成長を記録し、市場全体は7,605億円に達した。コロナ禍前を大きく上回り、回復から次の成長局面へと移りつつある。

公表された確定値では、ライブ・エンタメ市場全体が対前年で約1割の伸びを示し、7,605億円となった。内訳は音楽分野が5,299億円、ステージ分野が2,306億円で、いずれも二桁成長。2019年の水準を2割以上上回る規模となっている。

市場拡大の背景には、公演本数の回復に加え、チケット単価やVIP・体験型施策の拡充、グッズ・配信を含む周辺収益の伸びがある。アリーナ・スタジアム級公演の増加も、規模を押し上げる要因として指摘されている。

ライブ収益の比重が高まるほど、アーティストの収益構造は配信とライブの両輪に支えられる形へと近づく。新興・中堅アーティストにとっても、適切な会場規模の選択と動員設計が、活動の持続性を左右する重要な論点になる。

将来予測でも市場の拡大基調は続くと見込まれており、運営体制やチケッティング、地域分散の設計が次の競争軸になる。需要の高まりに供給(会場・人員)が追随できるかが、健全な成長の鍵を握る。

ライブ市場の拡大は、配信で得た関心を収益へ着地させる機会の広がりを意味する。ZEN編集部では、配信とライブを一体で設計する視点が、これからのアーティスト活動に欠かせないと考えている。

出典: ぴあ総研、Musicman ほか

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