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ワーナー・レコーズ、A&R出身Sickamore率いる「three times LOUDER」と提携——SoundCloudとの既存関係も継続

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

米ワーナー・レコーズは7月2日、音楽エグゼクティブのSickamore(Randall Medford)が設立したニューヨークの企業「three times LOUDER(IIIXL)」との提携を発表した。旗艦アーティストにはブルックリンのオルタナティブR&Bアーティスト、Laila!が名を連ねる。

2023年設立のIIIXLはヒップホップとR&Bのアーティスト育成を手がける企業。SickamoreはEpicやInterscopeでシニアA&Rを務め、Travis ScottやYG、Sheck Wesらを担当してきた人物として知られる。

特徴的なのは、IIIXLがSoundCloudとの既存パートナーシップを継続したままワーナー・レコーズを通じてリーチを拡大する構造。メジャーとの提携が既存のプラットフォーム関係を排他しない柔軟な設計となっている。

メジャーレーベルが有力A&Rの独立会社と提携し、発掘・育成機能を外部化する動きは近年加速している。レーベル側は初期発掘のリスクを分散でき、起業家側はメジャーの流通・マーケティング資源を活用できる相互補完の関係だ。

アーティスト側から見れば、インディー的な近い距離感の育成とメジャーの拡散力を段階的に使い分けられる選択肢が増えることを意味する。契約構造の多様化は交渉の重要性を一段と高めている。

ZEN編集部視点では、育成会社・プラットフォーム・メジャーの三層が並存する本件のモデルは、日本のインディペンデントシーンでも応用可能性のある座組。ZEN CREATIVE LABが目指すクリエイター支援とも重なる潮流だ。

出典: Billboard Pro、Music Business Worldwide、Music Week(2026年7月2日報道)

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